「自動車用ガソリンエンジン設計の要諦」石川義和#石川義和 #本 #BOOK #コンピュータ #IT #自然科学と技術 本書では、エンジン本体設計に関し、設計者が自ら決定しなければならない事項に的を絞り、単なる定点観測的解説書ではなく、何をどの様に考え、どの様に決定するか、筆者の積年の経験から得たものを記述した。 出品者からのコメント: 本書は他の書籍とは違う理論的な奥深さと実感を伴う鋭さを感じさせるもので、実際のエンジン設計時には大変参考になりました。 深く理解して、しっかりした分析と理論を学ぶ上で有効な書籍と思い推奨します。 出品者からの補足:目次部分の要求がありましたので、章立てと概要を追記します。1.緒論 設計者の苦悩、寸法効果などは、本当の設計現場で苦悩して追求、体得した実感と自然界の法則的成り立ちが一体であることを教えてくれます。エンジン工学の精密な特殊論でありながら普遍的法則的に表現されるところが面白く優れた記載ですね。2.諸元値と出力 一般的な教科書的な項目的説明ではなく、更にその上の要するにこうなんだという結論、数式が出てきます。 燃焼室のS/V比がエンジンの熱効率に大きな影響を及ぼすことをしっかり記載しているのも良いと思う。3.気筒数、気筒配列と釣合 V型6気筒、オフセット(クランク側、ビストン側)の釣合も詳述してます。回転数領域の広いエンジンではオフセットは功罪があり、高度な計算、判断が求められます。4.エンジン各部 クランクシャフトから始まりビストン等エンジン各部の最新の計算、分析、説明があります。動弁系の設計には特に多くのページを割いて詳述しています。エンジンの軽量化と高性能化に直結するシリンダブロックの設計も詳述され、スキッシュエリアの説明解説も入っていて嬉しい内容です。その他吸排気系、燃料供給系も要点が記載されています。5.締結 ねじ締結(ボルト・ナット)について基本事項をしっかり記述しており、エンジンの小型・軽量化と高性能化に直結する重要要素として捉えています。6.鋼材の硬さと強さ エンジン本体に使用する鋼材は様々な必要な熱処理、表面処理がなされるが、本書では硬さこそが塑性変形抵抗を大きくする特性であり最重要と強調されています。 以上の6章立てです。
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